いまは写せても、過去は写せない。
―劣化が進む写真フィルムの保存と活用を

写真は発明以来、歴史的・文化的に重要な事象を数多く記録してきました。これらの写真は、時代を生きた人々の姿を克明に伝える資料として、いま全世界で、保存・アーカイブ作成が急がれています。
しかし、現在我が国では、戦中・戦後の日本を撮影した写真家の多くは物故され、遺された写真フィルム(写真原板)は、劣化と散逸の危機に瀕しています。
「日本写真保存センター」では、貴重な記録の消失を防ぎ、後世に伝えるため写真フィルムの収集・保存・アーカイブ化を行っています。ぜひ、ご支援ご協力をお願いいたします。