【シンポジウム】 「文化資料アーカイブ入門 ~将来の芸術文化の発展に向けて~」

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歴史、芸術、民族、産業、自然科学等に関する文化資料は、我が国の歴史や文化を理解するために欠くことのできない貴重な資料であると同時に、将来の芸術文化の発展の基礎を成すものです。これら歴史的・文化的価値のある貴重な資料の散逸・消失を防ぎ、保存と利活用を図るためには、文化資料アーカイブの構築・整備が有効な手段となります。

このたび、文化庁では、将来的に文化資料のアーカイブに取り組みたい方や、現在取り組んでいる方、興味を持っている方を応援するためのシンポジウムを開催します。本シンポジウムを通じて文化関係資料をアーカイブすることの重要性と、これからアーカイブを構築するための具体的な取組事例を紹介します。

 

■東京会場

日時:平成28年3月24日(木) 13:30~17:30(開場13:00)
場所:コクヨホール 東京都港区港南1-8-35

■金沢会場

日時:平成28年3月26日(土)13:00~17:00(開場12:30)
場所:金沢工業大学 6号館 SAKAI MEMORIAL HALL 石川県野々市市扇が丘7-1

■開催プログラム

[東京会場] 開会挨拶 加藤 敬(文化庁文化部芸術文化課長)

基調講演 「博物館から見る文化資料アーカイブ」
田良島 哲(東京国立博物館 博物館情報課長)

 

事例報告①「文化庁アーカイブ中核拠点形成モデル事業について」
並木誠士(京都工芸繊維大学美術工芸資料館館長)
小野寺玲子(武蔵野美術館・図書館 美術チーム チームリーダー)

事例報告②「写真原板アーカイブ構築の方法―写真フィルムの保存とデータベース化」
中川 裕美(公益社団法人日本写真家協会日本写真保存センター調査主任)

事例報告③「立命館大学アート・リサーチセンターのデジタル・アーカイブ活動」
金子 貴昭(立命館大学衣笠総合研究機構(アート・リサーチセンター)准教授)

事例報告④「黎明期から成長期へとシフトするための3つの改革」
土屋 紳一(早稲田大学演劇博物館 デジタルアーカイブ室・写真室)

対談
川口 雅子(国立西洋美術館 学芸課情報資料室長)
生貝 直人(東京大学附属図書館新図書館計画推進室・大学院情報学環 特任講師 東京藝術大学総合芸術アーカイブセンター 特別研究員)

ポスターセッション・交流会

 

 

[金沢会場]

開会挨拶 小林 正浩(文化庁文化部芸術文化課課長補佐)

基調講演 「文化資料アーカイブとは~知の保存と活用~」
竺 覚曉 (金沢工業大学教授、同ライブラリーセンター館長、同建築アーカイヴス研究所長)

事例報告①「「見えないもの」のアーカイブ …サビに隠された素顔に迫る…」
村上 隆(京都美術工芸大学教授、高岡市美術館館長)

事例報告②「写真原板アーカイブ構築の方法―写真フィルムの保存とデータベース化」
中川 裕美(公益社団法人日本写真家協会日本写真保存センター調査主任)

事例報告③「立命館大学アート・リサーチセンターのデジタル・アーカイブ活動」
金子 貴昭(立命館大学衣笠総合研究機構(アート・リサーチセンター)准教授)

事例報告④「黎明期から成長期へとシフトするための3つの改革」
土屋 紳一(早稲田大学演劇博物館 デジタルアーカイブ室・写真室)

対談
竺 覚曉 (金沢工業大学教授、同ライブラリーセンター館長、同建築アーカイヴス研究所長)
桂 英史(東京藝術大学大学院映像研究科 教授)

ポスターセッション・交流会