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【展示情報】「知っていますか…ヒロシマ・ナガサキの原子爆弾」 

 

日時:2015年8月4日(火)~8月30日(日)10:00~17:00 月曜休館 入場無料
場所:日本カメラ財団 JCIIフォトサロン
〒102-0082 東京都千代田区一番町25 JCIIビル1F

「知っていますか―ヒロシマ・ナガサキの原子爆弾」
2015年8月4日(火)~30日(日)日本カメラ博物館JCIIフォトサロン

 

公益社団法人日本写真家協会「日本写真保存センター」では、2015年8月に、被爆70年を迎える広島、長崎の惨状を捉えた写真を集めた「知っていますか…ヒロシマ・ナガサキの原子爆弾」写真展を開催します。本展は、敗戦後70年とともに、原子爆弾によるヒロシマ、ナガサキの惨状が風化しつつある現状を憂い、歴史的な事実を多くの人たちと共有することで、原子爆弾の怖さを訴え、核兵器のない世界を目指し、世界平和の礎とすることを目的としています。

原子爆弾の悲惨な実情はこれまでも何回か展示されていますが、今回は被爆直後に撮影された写真原板が残されているものを中心に構成し、オリジナルネガの状態に忠実に、新しくプリントした写真でご覧いただきます。

写真は、被爆直後の惨状を捉えた松重美人と山端庸介の写真をはじめ、原爆投下から10月末までの3ヶ月間に撮影をした写真家11人、60点です。あわせて8月5日と8日には講演会も開催いたします。1945年8月にきのこ雲の下で何が起きたか。貴重な写真記録をご覧いただく機会です。ぜひおいでください。

展示写真家:
松重美人、山端庸介、深田敏夫、岸田貢宜、尾糠政美、川原四儀、宮浦甫、菊池俊吉、林重男、田子恒男、佐々木雄一郎。

写真展「知っていますか―ヒロシマ・ナガサキの原子爆弾」

会期:2015年8月4日(火)~30日(日)
会場:日本カメラ博物館JCIIフォトサロン
休館日:月曜日 10:00~17:00  入場無料

主催:公益社団法人日本写真家協会「日本写真保存センター」
一般財団法人日本カメラ財団
後援:中国新聞社、公益財団法人広島平和文化センター平和記念資料館
協力:長崎原爆資料館、朝日新聞社、一般社団法人日本写真著作権協会
山端祥吾、田子はるみ、岸田哲平、塩浦雄悟

講演会「ヒロシマからの出発」★終了しました。
2015年8月5日(水)14:00~16:00 JCIIビル6階 聴講無料
講師:橋爪文(詩人、日本ペンクラブ、日本詩人クラブ所属)、松本徳彦

14歳で爆心地から約1.5キロの地点で被爆をした橋爪文氏の体験を、松本徳彦がうかがいます。

 

講演会「記録の重み―被爆直後を撮影したフィルムの保存を―」★終了しました。
2015年8月8日(土)14:00~16:00 JCIIビル6階 聴講無料
講師:田良島哲(東京国立博物館)、金子隆一(写真史家)

原子爆弾投下という史上初の被害を、写真家がどのように記録をし、その記録は今、どのような重みをもつのか。写真史、博物館の視点からご講演をいただきます。

 

原爆展 ポスター

page2015のお知らせ

満席となり受付は〆切りました。

Page2015オープンイベント・「日本写真保存センター」セミナー 

いまは写せても、過去を撮ることはできない

写真原板の適切な保存方法と包材をテーマにしたセミナーを、以下の要領で開催します。今回は現物を多数ご紹介します。
皆様ふるってご参加ください。
※詳細は下記PDFをご覧ください。
page2015_チラシ

日 時: 2015 年 2 月 4日(水)13:30~16:30 ( 受付開始 13:00~)
会 場: 池袋サンシャイン文化会館7 階

 

[プログラム]

「木村伊兵衛の写真原板は…」 講師:田沼武能(公益社団法人 日本写真家協会 会長)

「写真の保存方法―包材を中心に―」 講師:吉田 成(東京工芸大学 芸術学部 写真学科 教授)

 「包材メーカーと商社関係者による講習」 講演:(株) コスモスインターナショナル、(株) 資料保存器材、 (株) T T トレーディング(旧社名:特種紙商事(株))、日本無機 (株)、フォト・ギャラリー・インターナショナル、ラーソン・ジュール・ニッポン(株)

定 員:100 名 (申込先着順) 参加費: 無料

申込先 :FAX またはe-mail で、氏名、連絡先(電話番号、FAX番号、 e-mail 、ご所属)

をご記載の上、

日本写真家協会事務局
FAX. 03-3265-7460
e-mail: info@jps.gr.jp

までお申込みください。

申込期限:2015 年1 月30 日(金)

満席となり受付は〆切りました。

主催:公益社団法人 日本写真家協会

 

★ご記入頂いた個人情報は、当研究会と次回開催案内の目的のみに使用させて頂きます。

page2014 オープンイベント・「日本写真保存センター」セミナー開催のお知らせ

写真フィルムを長期保存するには 無酸・中性紙の包材を前にして―

皆さまが撮られてこられた数多くの写真フィルムが、知らぬ間に劣化が進み使用できないまでにダメージを受けていることをご存知ですか。「日本写真保存センター」では2007 年から、文化庁の委嘱を受けて「写真フィルムの収集と保存について」調査研究を行っています。これまで最も一般的に使われてきたTAC(トリアセテートセルロース)フィルムの劣化現象のひとつにビネガーシンドロームと呼ばれるベースの加水分解があります。フィルムから発生した酢酸が蓄積すると、自触媒作用によってさらに劣化は促進されます。その劣化軽減対策として酢酸ガスの除去を目的としたケミカル除去シートの使用や、新しい写真包装材料への入替などを行い、その調査結果を示し、保存方法および環境の改善を提案します。
併せて博物館や美術館で用いられているケミカル対策の事例も紹介します。さらに、保存資料関係企業各社の協力をえて、フィルムを長期に保存するための包材についても具体的に説明いたします。

日時: 2014年2月5日(水)13:30 ~ 16:30
会場: 池袋サンシャイン文化会館7階
テーマ: 「フィルムを長期保存するための諸要件について」
講師: 山口孝子(東京都写真美術館 保存科学専門員)
増田竜司(日本無機(株)商品開発知財部)

協力: (株)コスモス インターナショナル、(株)資料保存器材
特種紙商事(株)、日本無機(株)、フォト・ギャラリー・インターナショナル、
ラーソン・ジュール・ニッポン(株) ※50 音順

定員: 100名(満席となりました。)
参加費: 無料
申込先: (公社)日本写真家協会・事務局

FAX:03-3265-7460 または、E-mail:info@jps.gr.jp
FAX申込用紙: 満席となり受付は〆切りました。
申込期限: 2014年1月31日(金)まで
主催: 公益社団法人日本写真家協会

〒102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル 303
TEL03-3265-7451