カテゴリー別アーカイブ: 活動報告

調査風景やセミナーのご報告など

写真原板データベースに公開データを追加しました

日本写真保存センターが公開している「写真原板データベース」に、766件のコマ情報を追加しました。50の写真家および団体の、約5,900コマ の写真原板情報を検索・閲覧いただけます。

日本各地の風景や風俗が色濃く写し取られた写真原板画像をどうぞご覧ください。

写真原板データベースを閲覧する

写真原板データベース 目録

page2019 セミナー「写真フィルムのデジタルアーカイブ」開催のお知らせ 2/6

page2019オープンイベント「日本写真保存センター」セミナー
写真フィルムのデジタルアーカイブ―デジタル化による利用・検索の可能性―

写真術の発明によって情報伝達の技術が急速に進みました。景観や日々の暮らし、風俗から自然災害、戦乱といった事象が次々と伝達され、その折々の状況が写真家によって、フィルムに克明に記録され歴史を構築しています。
その残されている夥しい画像が、時を経るごとに劣化や廃棄の危機に瀕しています。こうした現状を防ぐため、日本写真保存センターでは遺族や写真家のもとから写真原板を収集・保存し、利活用をするためのデータベース化を図り、アーカイブの構築を行っています。
本セミナーでは、講師に国立民族学博物館の丸川雄三准教授をお迎えして、「写真アーカイブとは何か」「デジタル化によって利活用がどのように広がるか」について講演をしていただきます。

丸川雄三氏

 


日時:2019年2月6日(水)13:30~16:30

会場:池袋サンシャインシティー文化会館7階710号室

聴講:無料

定員:80名(申し込み順。定員に達し次第で締め切ります)

 

 

  1. 「写真保存センターの活動―収集・保存、データベースの構築」について
    講師:松本徳彦(公益社団法人日本写真家協会副会長)
  2. 「写真原板情報のデジタル化―利活用の範囲を広げる」について
    講師:丸川雄三(国立民族学博物館人類基礎理論部研究部准教授)
  3. 質疑応答 ディスカッション★収蔵フィルムから構成した「後世に遺したい写真」をご覧いただきます。

参加をご希望の方は、日本写真家協会のホームページの
セミナー申込フォームより、お申し込みください。

参加申し込みはこちら

開催チラシ

page2019 オープンイベント イベント情報

お問合せ先:03-3265-7451
公益社団法人日本写真家協会 事務局まで

平成28年度文化庁「文化関係資料のアーカイブの構築に関する調査研究」報告書をアップロード致しました

「文化関係資料のアーカイブの構築に関する調査研究」を、資料ダウンロードページに追加いたしました。
平成28年度の調査研究実績について詳しくご覧いただけます。
以下、資料ダウンロードページよりご覧ください。

資料ダウンロード

写真原板データベースの公開を開始します

この度、公益社団法人日本写真家協会 日本写真保存センターでは、収集、調査した写真原板のうち、20の写真家および団体、約3,700コマ の写真原板画像を検索・閲覧いただける「写真原板データベース」を公開致しました。

写真原板データベースは、死蔵されている写真原板を、出版、展示、研究活動など、様々な利活用へと結び付ける事を目指しています。
時代を様々な切り口で写し取った生の写真原板画像を、どうぞご覧ください。

リンク:写真原板データベースについて

東京国立近代美術館 相模原フィルムセンターに写真原板収蔵(第10回目)

1117日(木)日本写真保存センターでは、収集した写真原板のうち、調査が完了したものを
淵野辺にある相模原フィルムセンターに収蔵しました。
今回は10回目の収蔵で、内訳は以下の通りです。 

写真原板収蔵本数:2,767
内訳
写真家 朝倉隆                 1,595
    旧写真協会                         774
    木村伊兵衛                  193
        野水正朔                     205               


次回の写真原板収蔵は2017年3月を予定しています。

東京国立近代美術館 相模原フィルムセンターに写真原板収蔵(第9回目)

616日(木)日本写真保存センターでは、収集した写真原板のうち、調査が完了したものを
淵野辺にある相模原フィルムセンターに収蔵しました。
今回は9回目の収蔵で、内訳は以下の通りです。 

写真原板収蔵本数:1,283
内訳
写真家 朝倉隆                 230
    ブリストル.ホレス        750
    永田一脩                  303


次回の写真原板収蔵は10月に予定しています。

 

平成27年度文化庁「文化関係資料のアーカイブの構築に関する調査研究」報告書をアップロード致しました

「文化関係資料のアーカイブの構築に関する調査研究」を、資料ダウンロードページに追加いたしました。
平成27年度の調査研究実績について詳しくご覧いただけます。
以下、資料ダウンロードページよりご覧ください。

資料ダウンロード

 

【シンポジウム】 「文化資料アーカイブ入門 ~将来の芸術文化の発展に向けて~」

★終了しました

歴史、芸術、民族、産業、自然科学等に関する文化資料は、我が国の歴史や文化を理解するために欠くことのできない貴重な資料であると同時に、将来の芸術文化の発展の基礎を成すものです。これら歴史的・文化的価値のある貴重な資料の散逸・消失を防ぎ、保存と利活用を図るためには、文化資料アーカイブの構築・整備が有効な手段となります。

このたび、文化庁では、将来的に文化資料のアーカイブに取り組みたい方や、現在取り組んでいる方、興味を持っている方を応援するためのシンポジウムを開催します。本シンポジウムを通じて文化関係資料をアーカイブすることの重要性と、これからアーカイブを構築するための具体的な取組事例を紹介します。

 

■東京会場

日時:平成28年3月24日(木) 13:30~17:30(開場13:00)
場所:コクヨホール 東京都港区港南1-8-35

■金沢会場

日時:平成28年3月26日(土)13:00~17:00(開場12:30)
場所:金沢工業大学 6号館 SAKAI MEMORIAL HALL 石川県野々市市扇が丘7-1

■開催プログラム

[東京会場] 開会挨拶 加藤 敬(文化庁文化部芸術文化課長)

基調講演 「博物館から見る文化資料アーカイブ」
田良島 哲(東京国立博物館 博物館情報課長)

 

事例報告①「文化庁アーカイブ中核拠点形成モデル事業について」
並木誠士(京都工芸繊維大学美術工芸資料館館長)
小野寺玲子(武蔵野美術館・図書館 美術チーム チームリーダー)

事例報告②「写真原板アーカイブ構築の方法―写真フィルムの保存とデータベース化」
中川 裕美(公益社団法人日本写真家協会日本写真保存センター調査主任)

事例報告③「立命館大学アート・リサーチセンターのデジタル・アーカイブ活動」
金子 貴昭(立命館大学衣笠総合研究機構(アート・リサーチセンター)准教授)

事例報告④「黎明期から成長期へとシフトするための3つの改革」
土屋 紳一(早稲田大学演劇博物館 デジタルアーカイブ室・写真室)

対談
川口 雅子(国立西洋美術館 学芸課情報資料室長)
生貝 直人(東京大学附属図書館新図書館計画推進室・大学院情報学環 特任講師 東京藝術大学総合芸術アーカイブセンター 特別研究員)

ポスターセッション・交流会

 

 

[金沢会場]

開会挨拶 小林 正浩(文化庁文化部芸術文化課課長補佐)

基調講演 「文化資料アーカイブとは~知の保存と活用~」
竺 覚曉 (金沢工業大学教授、同ライブラリーセンター館長、同建築アーカイヴス研究所長)

事例報告①「「見えないもの」のアーカイブ …サビに隠された素顔に迫る…」
村上 隆(京都美術工芸大学教授、高岡市美術館館長)

事例報告②「写真原板アーカイブ構築の方法―写真フィルムの保存とデータベース化」
中川 裕美(公益社団法人日本写真家協会日本写真保存センター調査主任)

事例報告③「立命館大学アート・リサーチセンターのデジタル・アーカイブ活動」
金子 貴昭(立命館大学衣笠総合研究機構(アート・リサーチセンター)准教授)

事例報告④「黎明期から成長期へとシフトするための3つの改革」
土屋 紳一(早稲田大学演劇博物館 デジタルアーカイブ室・写真室)

対談
竺 覚曉 (金沢工業大学教授、同ライブラリーセンター館長、同建築アーカイヴス研究所長)
桂 英史(東京藝術大学大学院映像研究科 教授)

ポスターセッション・交流会